ピレリ/ディアブロ4コルサに交換 トライアンフ/ストリートトリプル765Moto2

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今回ご紹介するのは、ピレリのハイグリップタイヤ「ディアブロ4(クアトロ) コルサ」に交換いただいたトライアンフのストリート最速級スポーツマシン「ストリートトリプル765Moto2」です。

トライアンフ/ストリートトリプル765MOTO2 ピレリ/ディアブロ4コルサ

 

ストリートトリプル765Moto2とはどんなバイクか?

まずは765の前モデル675の説明から入ると、エンジン排気量が675ccだった頃からすでに世界的に高い評価を得ていたトリプルエンジンで、それを搭載していたストリートトリプル675やデイトナ675も、エンジンと同様に高い評価を得ていたマシンでした。

実際に両車とも乗せてもらった事が有り、跨った印象は見た目通りですが、実際に走ると元気が良くてトルクフルなエンジンなので、右手でバイクを起こしたり寝かしたりがしやすく、思いの外にスポーツ走行が自由自在で変な疲れ方をしないバイクです。むしろ乗るのが楽しくて走りまくった結果「スゲェ疲れたー」となったのを覚えています。エンジンの特性としては「峠なら3発で、サーキットオンリーなら4発を選ぶかな?」という印象。

ちなみに同じくトライアンフの「スピードトリプル」はストリートトリプルと名前が似ていますが、乗った感じがぜんぜん違います。ゼファー750とボイジャーエンジンのゼファー1100くらい違う印象。

そしてここから今日ご紹介の765になるわけですが、僕はまだ765は乗ったことがありません。よってオーナー様のインプレを元にお話を続けます。
オーナー談:前に乗っていたバイクもストトリ765で、その時点ですでに非常に良いバイクで気に入っていました。しかしMoto2が出たのでスペックに対する期待も含めて、765Moto2を購入しました。765Moto2はセパハンですがポジションは高めなので、パイプハンと普通のセパハンの中間くらいで、色々な走り方に対応しやすいです。
またエンジンは前に乗っていた765と同じ排気量なのにMoto2の方が下からトルクが有り、かつコントローラブルなので意表をついて疲れづらく非常に満足度の高いバイクです。

と言う感じのインプレでした。僕の言葉で要約していますが、オーナーK様このインプレでお間違い無いでしょうか?

 

オーナー様の走り方とタイヤのご要望は?

ストリートがメインであり、高速を使用したツーリングは都内の奥多摩から東北数日感という「速めの峠のスポーツランとツーリング」といった感じで、「この走り方しかない」という狭い感じでは無いそうです。よってストリート~高速道路~峠~もしかしたらサーキット遊び出来るくらいの余力が有ればベスト。という範囲ですかね。まぁ転ばない保険としてのグリップとハンドリングの自在度が有って損は無いですし。

前回乗っていたバイクが「ストリートトリプル765」はパイプハンで、タイヤはスポーツカテゴリーの「ロッソ4=ロッソクアトロ」なので、今回はバイクがスープアップした分タイヤも1ランクアップし、ハイグリップタイヤの「4コルサ」をご指名いただきました。

ピレリ ディアブロ4クアトロコルサ20/70ZR17 180/55ZR17バイクタイヤ交換

ピレリ ディアブロ4クアトロコルサ20/70ZR17 180/55ZR17バイクタイヤ交換

 

4コルサを履くとなにが良いのか?

実際に僕も自分のバイクで「ロッソ4」「4コルサ」ともに試していますが、スポーツカテゴリーの「ロッソ4は思いの外に走るタイヤ」なので、街乗りや軽い峠のスポーツランでしたら全く問題は無く、余裕でお釣りが来るくらいです。サーキットで例えるならサーキット慣れとバイクにもよりますが、「筑波2000で1分10秒切り狙い、袖ケ浦フォレストで筑波の10秒プラス、都民で29秒台狙いです。」みたいなライダーなら全然問題無しでお釣り来まくりです。

が、しかし!
オーナー様はバイクがスープアップした事と「ハイグリップの4コルサはどんな感じかな?」という期待も含めて「4コルサ」を選ばれた訳ですが、東京23区周辺の常識的な低温と雨のふり方なら全然問題ない実用性を兼ねつつ、「サーキットでも相当遊べる潜在能力」が有るため、ちょっと飛ばしがちなライダーと元気の良いエンジンを乗せたバイクの場合は、非常に満足度の高いタイヤだと思います。

例えば、ミシュランやダンロップのように「柔らかい系タイヤ」に慣れている方が初めて「ピレリ・メッツラー」のような「腰有り潰す系タイヤ」を選ぶと、タイヤの慣らしが終わってタイヤの感触に慣れるまでは少し硬く感じるかもしれません。しかしコーナー前のストレートエンドで突っ込んだ時のブレーキングの安定感や、高荷重を掛けて加速減速をする時のバシッと決まる感じと爽快感は、間違いなくピレリの武器のひとつだと思います。

そうそう。今自分で書いてて再認識したんですけど、ピレリって爽快感が有るんすよね。いろんなメーカーのいろんなタイヤに長所と用途によるオススメが有るんでしょうけど、ピレリって「明るくカラッとした爽快感」が一番有る気がします。イタリアというお国柄ですかね?でも本社所在地のミラノは北イタリアでスイスに近いし、ローマやナポリみたいな「メッチャ地中海!」と言う南イタリアとはだいぶ文化の毛色が違いますし。何でしょうね?

その爽快感を感じる要素のひとつを無理やり思い起こしてみると「最高速が何キロか?というさ」では無く、「加速減速のテンポがい」みたいな、ダンピング特性から来るんでしょうか?潰れたタイヤの戻りの早さかなぁ~?特にテンポの早いS字の切り返しなんかは「あ、超ピレリだ!」とか思いますもん。

まぁ何はともあれ特徴としてハキハキした印象をあげられると思います。なので特に「積極的に荷重していくライダー」はピレリと相性が良いらしく、リピートされる方が多いように思います。
峠のスポーツランからサーキット遊びまでお考えのライダーの皆様。クアトロコルサをお考えいただくのは如何でしょうか?間違いなく自信を持ってオススメ出来るタイヤです。最初期ロッソコルサと比較して対低温・対ウェット性能は確実に1~2段階くらい上がってると思いますし。

 

別件なんですけどね、、、、、、

現在ピレリのスパコルV3SPとメッツラーM9RRの期間限定特価セール中です。期間限定とは言えタイヤが売り切れると終わりなので、皆様おニュータイヤで新年を迎えてみるのは如何でしょうか?
べつに皆さんを焦らせたい訳ではないんですけど、メーカー在庫の減りっぷりを見るとだいぶペースがはやいので、交換は12月末とか来月でもタイヤは先にキープのメールを頂いたほうが良いかもです。

メッツラーM9RR期間限定特価セットバイクタイヤ交換東京モトフリーク

M9RRはもっちり重厚な感じでGT感が強く、より高速道路かっ飛ばし「ゴーストライダーin最高速道場湾岸線大黒行き」という感じ。比較して、4コルサはハキハキ軽快で典型的な「コーナリング峠魔王決定戦in群サイ」という感じ。

メッツラーM9RR期間限定特価セットバイクタイヤ交換東京モトフリーク

スパコルV3SPはハイグリップカテゴリーより一段上の「レーシングレプリカ」カテゴリーなので、半分サーキット遊び向きです。「自走でサーキット行くけど、純レース用タイヤは下道が怖い」という方にはドンピシャでオススメです。4コルサより倒れ込みが早くキレ味が有り、パタ・ペタ・ギュイ~ンというフルバンク時間が長いコーナー感。車で言えばSタイヤとハイグリの中間?ですかね。

参考までにタイヤの表おば、、、、、、
ラジアルタイヤ大径一覧 2022年ver バイク・オートバイタイヤ交換東京モトフリーク

 

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