BMW・KTM・ドゥカティ・MVアグスタのセンターハブナット緩めで気付いたこと
いつもモトフリークブログを御覧いただきまして、ありがとうございます。せっかくの週末が雨天でガッカリなライダー様も多いと思いますが、皆様如何お過ごしでしょうか？
さて、モトフリークではBMW・KTM・ドゥカティ・MVアグスタ等のセンターハブナットを緩める時、工具はエアーか電動のインパクトレンチを使うんですけど、ナットの傷付き防止するため、サランラップを2回畳んだ4枚重ね状態で作業する時が有るんですね。
気付いたこと
んで、多分余裕で合計1000台以上を作業して確信を得たんですけど、2点ほど効果が有るな……と。
1）ガガガッ！という、工具とナットの爆音打撃音が減って、耳鳴りしにくい
2）そして「ナットを緩めやすい」という利点です
サランラップのクッション性能が工具の暴れを防止して、センターハブナットに伝達する力のロスが減るからではないか？と思ってはいるんですけどね。
ちなみに、かつてコレに似た現象を経験したことが有って、それは「同重量ならば木槌は鉄槌より効きが良い時が多い」と言うことです。
もうチョイ言うなら、同重量・同スピードの作業ならエネルギーの力積は同じだが仕事量的な差が有り、
「ショートストローク的な、インパクト瞬間時の最大打撃力重視なら鉄槌」≒表層部破壊に向いている？
「ロングストローク的に、接触時間を長くして、奥まで効かせるなら木槌」≒内部破壊やホプキンソン効果的？
という感じですかね。
木槌の偉大さを再認識
鉄槌だとカンカン跳ねる様な作業時に、木槌に変えるとスッと鑿（のみ）や釘が対象物に吸い込まれていく事が有るんですね。鉋の調整も木槌の方が良い感じがしますし、ダメージも少ないです。
35年くらい経って似た経験をしたんで、作業のジャンルが違っても似たような面白い事象が有るのね。と。
という事は……？
タイヤ・サスペンション・ハブダンパーラバー・チェーン も大切だよね？と言うお話でした。
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