ホンダNSR250R MC21 ダンロップα14にタイヤ交換

今回ご紹介するのは、ダンロップのハイグリップタイヤ「α14」に交換いただいたホンダNSR250RのMC21です。

ノーマル外装で極限まで綺麗にMC21を動態保存されているオーナー様。チャンバーなど排気系こそ社外品ですが、それ以外はノーマル部品で非常に綺麗に纏めておられます。その情熱や苦労は察するに余りあるものがあります。素晴らしい。

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オーナー様のご要望は?

さて、オーナー様はツーリングや峠の軽いスポーツランはされますが、サーキット走行やヒザを擦ってのマジ走りはそれほどされないとの事。

と言うか、ここまで貴重なノーマル部品で綺麗にされていると、転倒が怖くてマジ走りが出来なくなるのも十分理解できます。ある意味貴重な歴史遺産ですからね。

ではなぜ走り重視で寿命も短い傾向に有るハイグリップタイヤのα14を、この寒い冬の時期に選ばれたのか?

 

 

 

「それは見た目重視だからです!!」

非常に確信に満ちた力強いお答えを頂きました。まさに動態保存。

 

ダンロップα14ってどんなタイヤ?

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公道用バイクラジアルタイヤの、ハイグリップスポーツツーリングと大体3カテゴリー有るうちの、一番ドライグリップが高く、ハンドリングも軽いハイグリップカテゴリーのタイヤです。つまり、サーキット遊びや晴天日の峠のスポーツランなどに向いたタイヤです。

基本的にハイグリップタイヤはツーリングタイヤより低温でのグリップは良くなく、雨にも弱い傾向にあります。

しかしこのダンロップα14は意外にも前作α13と較べても温度依存性が低いのと、一昔前のハイグリップタイヤに有りがちな「ケース剛性が硬すぎてタフな印象」が良い意味で少なく当たりが柔らかいのが美点です。

ダンロップの開発コンセプトとしては「ハイグリップなのにバイアスタイヤの様な乗りやすさ!」と言うのがあるのですが、まず前提として「そもそもバイアスタイヤってなんやねん?」という方もいらっしゃると思います故、小難しい技術論を割愛して簡単に言うと、、、、、

「スベる程では無いけど、最初は接地感が少なくてなんか分からないけど怖い!」って言うのが少ない。

と言うハイグリップタイヤに有りがちなネガティブファクターをハイグリップタイヤなりに一所懸命に減らして、ハイグリップタイヤなのに走り初めの馴染みが良くて乗りやすくなった前作α13からの改良版。とお考え頂いても宜しいかと思います。

またハイグリップカテゴリーの割にはと言った感じですが、見た目の溝の少なさに反して温まりも良い傾向に有るので、ハイドロプレーニング現象が起きるほどのドシャ降りの雨は別にしても、路面が湿る程度の小雨でしたら「普通に家に帰れる」感じではあるので、不必要なレベルで雨恐怖症に陥る必要はなさそうです。

 

※α14は空気圧の下げ過ぎは要注意です!※

標準空気圧以外は自己責任です!と前提した上で、、、

前作α13と見た目は似ていても、ケース剛性のバランスなど設計や素材が違うため「α13より空気圧の依存度が高いタイヤです!」

仮に前2.5~後2.9指定のリッターSSくらいまでの重すぎないバイクのサーキット走行でも、ありがちな冷間時にフロント2.0前後~リア1.8前後にすると、腰砕けで走りにくい可能性があります

絶対ではありませんがプロライダーが大型スポーツバイクでのそこまで本気では無いサーキット走行で「フロント2.4~リア2.6がイチバン良かった!」というデータも有るので、お試しで低すぎない空気圧からスタートして安全確認すると良いカモしれません。

まぁなんて言うか、バーガーキング風に言わせていただくと「HAVE IT YOUR WAY!!!」です。

 

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