いつもモトフリークブログを
ご覧頂き有難うございます。

今回のブログは表題のとおりなんですが、
タイヤの耐久性や減り方に関するお話は
ご来店のお客様や電話のお問い合わせなどで
よく頂く質問の一つですね。

そこで考えられる原因をいくつかピックアップ
してみようと思います。
バイクタイヤ偏摩耗
前後関係無く影響する原因
空気圧不足もしくは過多
これはもう説明するまでも無く
タイヤに悪影響を与えますね。

ライダーの体重、走り方、車重など
影響する要素は多岐にわたりますので、
最低でも一ヶ月に一回は空気圧チェック。

もっと高度な管理を求める方は、
微妙に空気圧を増減して
様子を見てみるのも良い方法です。

ビッグシングルやビッグツイン
これは偏摩耗と言うか早期摩耗ですが、
エンジンの特性から来る
仕方ないとも言える要素なんですけど、
シングルやツインエンジン、
特に大排気量でスパルタンなバイクは
トルク変動の大きさと大トルク、
キック力が強いためかどうしても
三気筒、四気筒などマルチ勢に比べ
摩耗が早めな印象があります。

特にハイパワー大排気量の代表格、
KTMスーパーデュークRやドゥカティの
スーパースポーツ系統のバイクなど
ハイグリップタイヤやレースタイヤで
ハードなライディングをする方には
顕著に症状が現れる気がします。

サスセッティングが不適切
これも結構問題が出ますね。
レースの世界では常識なんでしょうけど、
バイクが2個のタイヤ走っている以上
街乗りの公道走行も事情は同じで
やはりサスセッティングが不適切なバイクは
タイヤのへりが早くまた偏った減り方をします。

私のイメージで申し訳ないのですが、
だいたい10~20%くらい
寿命が短く成る気がしますね。

ただしサスセッティングは難しいので、
前後どちらか片方が偏摩耗しやすい方は
一度信頼出来るショップに相談するのも
ひとつの手だと思います。

タイヤチョイスのミス
激しい走りをするのに丸過ぎる
プロファイルのタイヤをチョイスしたり、
丁度初心者で全く飛ばさないライダーが
怖いほどリーンスピードが速い
レースタイヤを履いた場合。

自分の予想した動きと
バイクが全く違う動きをしてくると
ライダーは無意識に力(りき)みます。

特にハンドルをこじる様な動作をすると
当然タイヤにも悪影響が出ますし、
バイクも綺麗に曲がって行きません。

タイヤ選びはしっかりと知識が有る方に
相談した方が安全かつお得と言えるでしょう。

おもに前のタイヤが減る原因
フロントブレーキ不良
一番多い原因はなんといっても
掃除不足やメンテナンス不足が原因の
「引きずり」です。

つねにフロントブレーキを掛けながら
走っている様なものですから、
バイクタイヤが偏摩耗するのは勿論
フロントサスペンションも縮んでしまい、
まともなディメンションがでません。
当然走りにも影響します。

重症なバイクに成りますと、
手でタイヤを回してみたところ
半週も回らない事が有ります。

キャリパーが原因で有る事が多いですが、
フルードリザーバータンクの
大気解放の穴が何らかの理由でふさがり
圧力を抜けていない事も有ります。

危険ですからすぐにメンテしましょう。

ステムベアリングなどの不良
バイクのバンクに比例して
セルフステアーしていくのが理想ですが、
ステム回りが調子悪いと
当然おかしなハンドリングになります。

こう言ったトラブルは毎日少しづつ進行して
気づきにくいので見逃す事があります。
やはり日頃のメンテナンスは大切です。

おもに後のタイヤが減る原因
これもイメージで申し訳ないのですが、
サーキットデビューしたての
初心者ライダーは意外とタイヤの
偏摩耗が多いような気がします。

まだリーンスピードが遅くて
クリッピングポイントより前の、
一時旋回段階で旋回力が弱く
直線で前走車に追い付く為
がむしゃらなアクセルの開けっぷりを
発揮した結果タイムの割には
荒い削れ方をしていると言った感じ。

これは上手くなるしか無いかなぁ、、、。

まとめ
ホントはもっといろいろ要素が
有ると思うんですけど、
ざっと思いつく原因はこんな感じです。

タイヤの編摩耗はタイヤの空気圧から
バイクのセッティングやメンテナンス。
はてはライダーのライディングスタイルや
技量に至るまで余りにも多岐にわたる為
もし他にも思いだしたら
タイミングを見て追記します。

何か質問が御座いましたら
遠慮なくモトフリークまで
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