温まりやすいおすすめタイヤ タイヤの選び方
いつもモトフリークブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
少しづつ暖かい日が増えてきましたが、
たまに驚くほど寒い日もあり、
ツーリング先の山道などでは
まだ油断できない寒さのようです。
そこで最近ご質問をよくいただく
「温まりやすいおすすめタイヤ」
について書いてみたいと思います。
レーシングカテゴリー
ディアブロスーパーコルサV2
レーシングタイヤカテゴリーは
基本的に温度依存性が高いですが、
滑り出してからの分かりやすさも
特筆出来るポイントで
怖くないフィーリングもポイントです。
このタイヤは、誰が、どこで、何をしても
かなりフレンドリーで乗りやすい
かなり遊べるおすすめタイヤです。
ダンロップ
アンビートン ジムカーナ用コンパウンド
このタイヤもレーシングタイヤの中では
温度依存性の低さがあり、
乗りやすいタイヤだと思います。
ただし、少し減りやすいかな?
と言った印象があります。
それでも乗りやすいクセのないタイヤ
と言う評価に揺るぎはないと思います。
ハイグリップカテゴリー
ピレリ
ディアブロロッソコルサ
ハイグリップカテゴリーのタイヤは
それなりに温度依存性が高いですが、
その中ではディアブロロッソコルサが
各性能のバランスも良く乗りやすい事から
ライダーから非常に高い評価をいただいております。
発売開始から数年経っていますが、
依然としてハイグリップカテゴリーの
マスターピースだと思います。
ミシュラン
パイロットパワースーパースポーツ
このパイロットパワースーパースポーツは
ある意味ディアブロロッソコルサより
ハイグリップらしいタイヤの性格を持っていると思います。
しかも温まりや雨に対する強さなど
ミシュランらしい乗りやすさがあると思います。
強いて欠点を挙げるとするなら、
ロッソコルサより摩耗しやすいのと
摩耗時のハンドリングの変化がやや大きいかな?
と言うところです。
ハイグリップ~スポーツの中間
メッツラーの最新モデル
スポルテックM7RR
このスポルテックM7RRは温まりの早さだけではなく、
突然の雨や悪路での安心感など、
懐の広さを兼ね備えている傑作タイヤだと断言出来ます。
誤解を恐れずに例えるなら、
パイロットパワーの安心感と
ロッソコルサの安定感を
良い所取りしたようなタイヤです。
もし強いて弱点を挙げるなら、
サーキットの様にラインの決まった
クローズドコースでの勝負でしたら
ロッソコルサの速さに半歩譲るでしょう。
しかし初めて走る峠やブラインドの多い
ワインディングでの自由度だとM7RRに軍配が上がります。
スポーツタイヤカテゴリー
ミシュランパイロットパワー3
このパイロットパワー3も温まりやすさだけではなく、
突然の雨や路面の状況変化にも強く、
怖くないスポーツタイヤの筆頭格といえます。
前作パイロットパワー2CTも
間違いのない傑作タイヤでしたが、
グリップ、耐摩耗性、温まりやすさ等
その全ての性能を少しづつ上乗せしたのが
このパワー3と考えて問題ないと思います。
ピレリ
ディアブロロッソ2
このタイヤも温度依存性や
路面の状況変化に強いだけではなく
ロッソコルサを上回る温度依存性の低さを誇ります。
スポーツカテゴリータイヤの中では、
少しハイグリップカテゴリーに近い性能を持っている気がします。
ツーリングスポーツカテゴリー
ピレリエンジェルGT
穏やかなラウンド形状から来る
直進安定性と乗り心地の良さで長距離ツーリングのイメージが強い
ツーリングタイヤですが、
バンクした時の接地感や情報量など意外な程スポーツ性能が高いです。
また寒い日に前作エンジェルSTと一緒に外気に晒して
コンパウンドの硬さを比べてみると
明らかにエンジェルGTの方が柔らかい事が分かります。
しかも重量車に履いた時の耐摩耗性もこのエンジェルGTの方が上なので
ものすごく良く出来たタイヤだと思います。
ミシュランパイロットロード4
ミシュランらしいスパッと倒れる
ツーリングタイヤらしからぬ
スポーティーなハンドリングが特徴と言えるでしょう。
バンク時のグリップ感は
エンジェルGTが僅かに勝るとの意見もありますが、
ほとんど好みの範囲内と考えて問題ないと思います。
ダンロップ ロードスマート2・3
このタロードスマート2・3もクセがなく
なんと言うか非常に日本らしい自己主張の少なさを感じます。
ツーリングからワインディングまでバイクの乗り方が出来ている方なら
なんの問題もなく走れる実に素直で良いタイヤだと思います。
以上参考になれば幸いです。
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