カワサキ ZX6Rレーサー車 メッツラー レーステックK1にタイヤ交換

いつもモトフリークブログをご覧頂き
まことに有難うございます。

今回紹介するのは
常連様の所有するレーサー化された
2006年型カワサキZX6Rです。
ZX6R

実はわたくし、モデルも年式も全く同じバイクの
レースベース車を所有していた事が有り、
懐かしさのあまりオーナー様が
ご来店される度に長話をしてしまい
大変ご迷惑をお掛けしております。

なお、このブログをご覧頂き
「なかなか良かったジャン」と
思って頂いた方はtwitterや
facebookのイイねやリンクなど
皆様のご協力を頂けますと大変光栄です。

このバイクは以前よりオーナー様と
お話ししながら各部のカスタムを進めて来ました。
カスタムポイントとしては、
●ZXシリーズの泣き所「トキコキャリパー」を
ZZRシリーズのニッシンラジアルキャリパーに交換。
これで熱ダレによるタッチを手軽に改善出来ます。
ニッシンキャリパー

フロントサスペンションはサーキットの
高負荷走行によりインナーパイプが傷ついた為
オーバーホールも兼ねて当店にてメンテいたしました。
当店旧アメブロの2014年6月辺りに記事があります。

●センターアップマフラーは重量物により
マスが分散し重たく感じやすい為、
アクラポビッチのスポーツマフラーに交換。
これによりサスセッティングが必要なほど
バイクの軽快感が改善されます。
サスはもう少し時間を変えて調整していくとの事です。
アクラポビッチサイレンサー
●ジク―のシールです。
いや、実はずっとメタリカを使用していたのに、
何故かジク―ステッカーが貼ってあり気に成ってました。
が、、、最近やっと本当にジク―を使用されている様です。
最初はタイプCを使用していたそうですが、
ノーマルディスクだとジャダーが出たそうです、
一段効力が低いものを使用しているそうです。
ジク― ブレーキパッド

●タイヤはピレリのディアブロスーパーコルサV2
180/60-17SC1からメッツラーレーステックK1に
交換されました。
元々は180/55-17を使用されていたのですが、
180/60-17の使用感が良くタイムもアップした為、
初めて試すレーステックも180/60-17となりました。
レーステックK1 180/60
レーステックK1
スーパーコルサに比べるとケース剛性にシッカリ感があり、
温めるには高荷重を掛ける気持ちが強めに必要ですが、
一度温まると他のレースタイヤより冷め辛い印象があり、
元来のロングライフと併せて安定感が最後まで続く
レーシングタイヤと言えます。
誤解を恐れずに言いかえると
レース後半では他のタイヤより
ハイグリップで有るとも言えます。

特にレースタイヤは二次旋回等で
よりインにつきたいときにステップ荷重を
工夫するとフロントの損耗が増大しやすいですが
レーステックは後半でもフロントの
変な切れ込み挙動が出辛いので、
最後まで安定したハンドリングなのも
大きなアドバンテージと言えます。

まだメッツラーらしいレーステックの
安定感を試されていない方には
12月セール中のうちに是非ともお試し頂きたいです。
racetec12tokka

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〒120-0034
東京都足立区千住1-1-9-1F
TEL 03-6806-2277

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