名作バイクタイヤのご紹介 その3「メッツラー レーステックインタラクトK1・K2」

いつもモトフリークブログをご覧頂き
まことに有難うございます。

今回は名作タイヤ紹介シリーズの第3弾、
メッツラーの最強レーシングタイヤ
レーステックインタラクトをご紹介したいと思います。

メッツラー レーステックK1・K2
耐久性     ★★★★★最強!
温まりやすさ  ★★★★K1
        ★★★☆K2
温度依存性   ★★★★
雨天時グリップ ★★★★K1
        ★★★☆K2
接地感安心感  ★★★★
悪路安心感   ★★★★(空気圧でキャラが変わります)
おススメバイク 1000cc前後くらいまでのスーパースポーツバイク
        もしくはカスタムした重すぎないハイパワーバイク。
※上記はドライレースタイヤカテゴリーとしての評価です。
1869300[1]
発売以来ピレリのレーシングタイヤ
スーパーコルサV2と人気を二分する
ドイツはメッツラー社を代表する
耐久性抜群の高性能レーシングタイヤ。

ピレリ社はいかにもイタリアらしいと言いますか、
ポップでキャッチーなので性格が分かりやすい、
誰にでも打ち解ける人当たりが良いキャラ、
タイヤなのにどこかソフトでセクシーな感じ。

一方ドイツのメッツラーは
質実剛健、無口でどこか近寄りがたい、
本当はモテる外見なのに内向的な性格で損している。
でも打ち解けるとすごく良いヤツで頼りに成るタイプ。
と言う感じでしょうか。

このタイヤの素晴らしいところは、
レースタイヤカテゴリーとしてのグリップや
ダンピング性能をしっかりと確保した上で、
耐編摩耗性や耐久性、特に7分山6分山と
摩耗してきた時の熱ダレや腰砕け感の少なさでしょう。

この耐久性に関して言えば、
全プロダクションレースタイヤ中で
最強なんじゃないでしょうか?

プロダクションレースタイヤとしてよく比較される
ピレリのディアブロスーパーコルサは
ゴム毬のような柔らかさからくる温まりやすさと
フレンドリーな乗りやすさが特徴なのに対し、
レーステックは温まり安さは半歩譲るものの、
一度温まると冷めにくい印象が有ります。

またタイヤ損耗時のハンドリング変化が少ないなど、
非常に黙々と安定した縁の下の力持ち的な作業が得意な
性格をもったタイヤといえます。

タイムアタックやサーキット走行だけでなく、
「転倒を避けるための保険」としてレースタイヤを
履くライダーも多いと思いますが、
平坦でどこまでも綺麗なアスファルト面ならともかく、
少々荒れて石ころが脱落したり段差があるような路面を
長時間走ってもトレッド面の荒れや損耗は少なく感じます。

レーステックの前モデルとなるレンスポルトは
「履くだけで一秒早くなるタイ」と言われた名作ですが、
その柔らかさや温まりやすさから来る分かりやすさの反面
本気で走った時の耐久性と言う面では
現代の最新モデルには一歩及ばない所が有りました。

そんな名作レンスポルトの欠点を全て克服したタイヤですから
性能が悪かろうハズがありません。

日頃スーパースポーツバイクを乗られている方、
例えば750ccやカスタム・カスタムした600cc、
とくにリッターSSなどハイパワーハイトルクマシンには
抜群の相性と耐久性を示します。

「レースタイヤを履いてみたいけど耐久性が、、、」
と言うライダーには是非ともお試し頂きたいタイヤです。
racetec12tokka

お問い合わせ

〒120-0034
東京都足立区千住1-1-9-1F
TEL 03-6806-2277
http://motofreak.jp

シェアする

フォローする