原因と症状は別物 対症療法では解決しない!
言うまでも無いんですが原因と症状は全くの別物です。
例えば「お腹が痛い!」という症状でも、お酒の飲みすぎかもしれないし胃潰瘍、胃がん、食あたり、などなど原因はいくつも考えられる訳で、それぞれの症状は似ていても治療方法はぜんぜん違ってきますよね?
本当は胃がんなのに単に胃が荒れていると思って毎日胃薬を飲んでいれば、いずれ手遅れになるわけです。
でも大体のライダーは「タイヤが減りやすいからスポーツタイヤからツーリングタイヤにしようかな?」って判断しちゃうんです。そこに走り方からくるタイヤの温度や空気圧、サスペンションセッティングなどの要素がリンクされていない。
つまり症状と原因がごちゃ混ぜになっているんです。
原因がひとつとは限らない、むしろ複数あるのが普通
「タイヤがすべる」とか「バイクが曲がらない」という症状がひとつであっても、その原因が一つとは限らないところも重要なんです。
「タイヤが減りやすい、ハイグリップからツーリングタイヤにジャンル変えようかな?」なんていうのも「本当にタイヤだけが原因ですか?」と思うわけです。タイヤが減るというのはあくまでも諸要素の結果である症状であって、原因では無いのです。
面白いことに「ツーリングタイヤよりスポーツタイヤやハイグリップタイヤのほうが長持ちする走り方とバイクのライダーも存在する!」んです。
バイクの種類とライダーの技量や走り方のシチュエーションの割合、例えばサーキット何割、峠何割、下道何割などをお聞きした結果、スポーツタイヤよりハイグリップタイヤのほうが良いと判断し、実際にハイグリップタイヤを選んだのにツーリングタイヤやスポーツタイヤより寿命が延びた例は10や20では足りないくらいあります。
その逆で「最新ツーリングタイヤってこんなにグリップ凄いのか!」と驚かれる方もいらっしゃいます。
また「バイクが曲がらない」って言っちゃえば一言で終わりますけど、サスペンションとタイヤ両方が原因かもしれないですし、スイングアームピポットやリンクも同時にダメになっているかもしれません。
むしろ実際には症状一つに対して原因が2~3個有るほうが普通ですね。そしてそれを解決するには原因をしっかりと洗い出して「これが原因だ!」と言い切れるエビデンスが必要です。
モトフリークは「薬局」というより「病院」
これは実際にお客様からいただいたモトフリークの印象なんですが、確かにモトフリークはタイヤ交換に至るまでの途中経過で相当ライダーのお話を伺います。言ってみれば問診みたいなもんですね。
例えばお客様がどんなタイヤが良いかハッキリしていて、しかもチョイスの方法に問題が無ければそのままタイヤを装着します。
でも大体9割がたのライダーがタイヤチョイスを悩んでいらっしゃる現実がありますし、「自分は○○タイヤがイイと思うんですけど、これでイイっすよね?」と、タイヤ屋である私たちに一押しされたがっている印象を受けることも多いです。
そんな現実を踏まえてですね、、、、、
モトフリークではライダーの走り方やバイク、お好きなメーカーなどをお聞きした上で、最もおすすめ出来るタイヤの選択や治療方法を、ライダーの皆様と一緒に考えて提案いたします。
薬局のようにライダーが一人で症状から悩んで薬を選ぶことは無いと思います。
ライダーひとりひとりが孤独に悩んで「このタイヤください、、、」と言わなくて良いように最後までお付き合いいたしますので、ぜひぜひご相談をお待ちしております。
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