いつもモトフリークブログを
ご覧いただきありがとうございます。

お客様から頂く質問を元にして
空気圧やタイヤのチョイスなど
非常に大きな反響を頂いております
このQ&Aブログ。

今回はタイヤチョイスの御質問で頂く
ヘタだからハイグリップはまだ早い?
と言ったハイグリップ恐怖症の皆さまに
書いてみたいと思います。

ハイグリップタイヤってなに?
そもそもハイグリップタイヤとは
どんな特徴が有るのでしょう?
簡単に言えばその名のとおり
「グリップがイイ滑りにくいタイヤ」
の事です。

  グリップ○ → → →滑りやすい
 ハイグリップ スポーツ ツーリング
 ツーリング  スポーツ ハイグリップ

ただしあくまでも晴れた日のグリップ
ドライグリップが良好なのであって、
雨が降っている日や凄く寒い日の
最初の走り始めなど温まっていない時は
スポーツタイヤやツーリングタイヤより
滑りやすかったりします。

ハイグリップタイヤは
初心者には難しいのか?
ハイグリップタイヤはスポーツ走行
特に晴れた日や気温が高い春~秋の
スポーツ走行などには無敵の
走行性能を誇ります。

しかし上に書いたように
寒い日や雨の日には
ツーリングタイヤよりグリップが
低くなる傾向に有ります。

でも、それを如何にして上手に
手なずけていくのかが大切です。

具体的に言えばどうやってタイヤを
温めて行けばイイのか?
と言う事で有り、
実はバイク走行のイロハのイ
だったりするんです。

ハイグリップタイヤは
運動性能が抜群です
ハイグリップタイヤの利点は
グリップが良いだけではありません。

抜群のコーナリング性能から来る
曲がれる安心感が有るのは
やはりハイグリップタイヤの強みです。

例えば峠の下りのコーナリングなど
初心者の方にはかなり怖い場面ですが、
ツーリングタイヤに比べれば
圧倒的にハイグリップタイヤの方が
旋回力が強く曲がれる安心感があります。

そういった意味では初心者向きな
タイヤだと言う事も出来ます。

ハイグリップタイヤは
タイヤの扱いを教えてくれる!
つまり街乗りからサーキットまで
ハイグリップタイヤで済ませている方は
実はタイヤの扱いが上手い方が多い。

特に最近のハイグリップタイヤは
90年代位までの硬い・怖い・滑る
と言ったスパルタンなタイヤが減っており
当時のツーリングタイヤに負けにくらい
走り安いハイグリップタイヤも
多いように思います。

たとえば新しく発売された
ミシュラン スーパースポーツEVO
ミシュラン スーパースポーツEVO
は、温度依存性や路面状況の変化など
従来のハイグリップタイヤとは
全く違う安心感があります。
特にクリップ以降の開けて行く
安心感は非常に宜しいようです。
ピレリディアブロロッソコルサ

ピレリ ディアブロロッソコルサ
このタイヤは全メーカー中
最もフロントの曲がる感覚が
強いタイヤです。
ストレートエンドのブレーキから
クリップまで鋭くインに付く感覚は
下りのコーナーなどで曲がれない
恐怖心から解放してくれます。

脱中級者こそツーリングタイヤ!
逆にバイクについて詳しく成って来た
脱初級者や脱中級者の方にこそ
スポーツタイヤやツーリングタイヤで
スポーツ走行をして頂きたいと
思う事があります。

タイヤのグリップに頼り過ぎたり
バンク角依存症になってしまい
サーキットのラインを読み切り
引出しの数の少なさに悩んでいる方は
無理な走りをすると滑りやすい
ツーリングタイヤ等で走ってみると
イイ練習に成ると言う意見も有ります。

グリップに頼って根性で走るだけでは
安全にタイムを重ねる事は出来ませんからね。

まとめ
ハイグリップタイヤについて
いろいろと書いてみましたが、
本来バイクでスポーツ走行するには
タイヤを温める事が大切で、
そんな基本的な事を教えてくれる
タイヤでもあります。

長所と短所は常に表裏一体であり
短所でさえも裏返せば長所に成りうると。

「自分は初心者だからハイグリップは、、、」
と言う方には是非とも一度
チャレンジして頂きたいタイヤです。
何か分からない事がありましたら
モトフリークまでお気軽にご連絡下さい!

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モトフリークが送るケミカルの極意
「グリース編」
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