バイクタイヤの空気圧は何気圧が正解か?

モトフリークはバイクタイヤ専門店として、タイヤ交換を中心としてサスペンションやチェーン、スプロケットのカスタマイズなど足回りを担当させて頂いております。

そんな日々の作業の中で多い質問に「タイヤの空気圧は何気圧が良いのか?」と言うのがあります。

 

結論からお話ししますと極端に言って二つしか無いと思います。

 

Q「空気圧は何気圧が正解か?」

A1)純正指定空気圧が絶対の正解
A2)シチュエーションにより要求値が変わり、その時その時で相対的に変化する。つまり絶対的正解は存在しない。
しかしこれではあまりにも漠然として分かりにくいので以下に説明を書きますね。

 

A1)指定空気圧が正解に関して

モトフリークは認証工場で有る為、特にオーダーが無い公道を走るライダーの皆さまには、指定空気圧をおすすめしています。

サーキット走行やオフロード走行、トライアルやドラッグレース等の低圧走行の経験が無い方には、迷いを少なくする為に指定空気圧での走行をおすすめする場合あります。

まわりに信頼できる相談役がいらっしゃらない方も、まずこの指定空気圧で走り始めてからいろいろと空気圧を探っていくと安全かと思います。

 

A2)シチュエーションにより絶対的正解は無いに関して。

一方A1とは違い明確な目的でバイクを乗る方はどうでしょう?

ピレリのスーパーコルサなどレーシングタイヤでサーキット走行をされる方や、本格的なオフロード走行でマディーや岩場などを走る方はA2が該当するライダーになります。

一例としてスパコルピレリディアブロスーパーコルサV2空気圧

ミシュラン パワーRSだと、、、

空気圧に関して: 
新しいMICHELIN POWER RSはスポーツカテゴリーのタイヤであり、
全てのモーターサイクル用タイヤと同様に、一般公道を走行する場合は
車両メーカーの指定空気圧を順守してください。
サーキット推奨空気圧(冷間時): Front: 210kpa / Rear: 190kpa

ただしバイクの種類や走行後のタイヤの状態をみて空気圧を変える必要があるので注意が必要です。

ドラッグレースでは短距離のグリップ重視な為、1.0気圧前後以下、または普通で0.5気圧前後の場合も有ります。

モトクロッサー等はガレ場のパンク防止で1.0気圧前後以上、ドライの良好なダートは0.8気圧や1.0気圧前後、ぬかるんだマディは0.6気圧前後などなど。

しかしマディなら低ければ良いかと言うと表面だけぬかるんで3~5センチ下はしっかりした土。
そんな場合はかえって空気圧を下げ過ぎない方がグリップしやすい時も有ります。

この様に競技など狭く明確な目的が有る場合は公道の指定空気圧とは全く異なるものになり、
その目的以外にはとても使いづらいかなり特殊な空気圧と成ります。

道が綺麗で跳ね無いサーキットの場合は冷間時で2.1気圧前後みたいに下げ過ぎると、シッカリ感が無く成りフロントの切れ込みが出るので下げ過ぎない方が走り安く感じました。
試しに冷間時2.0気圧前後以下まで下げてみるとネガな部分が多すぎて平均点が下がります。

逆に、とある凄く荒れた峠道を走った時は、アスファルトから外れた小石がベアリングの様になり
タイヤが跳ねて走りずらいので2気圧前後まで下げると、さすがに腰砕け感は出てくるもののその道に限定すれば走り安く感じました。
実際に試さないと何気圧がイイかわからないいい経験に成りました。

ちなみに、、、

ロードバイクのオンロード走行を例にすると、フロントタイヤは温まりづらく走行風で冷めやすい。後輪は駆動力が掛かり温まり安いうえにエンジンの後ろに有る為に冷め辛い。

勿論タイヤはそう言った事まで考えて設計されていますが、公道では無いスポーツ走行時は上記の事を考えると、冷間時の空気圧は前後共ほぼ同じか若干後ろを前より0.2気圧前後ほど下げてみると意外と走りやすい事があるかもしれません。

でも、前後2.2くらいが走りやすい方もいるので、そこがまた難しい。

しかしやはり正解は無いのでイロイロ為しましょう。また公道では変に低い空気圧は危ないのでチャレンジしないでください。特に高速道路で低すぎはバーストの可能性が有り厳禁です。

つまり、何かしらの目的と意思を持って一つの正解の為に特化した走りをする場合は、絶対的な正解の空気圧は無いとも思えます。

 

まとめ

公道や空気圧に関して分からないビギナーは純正指定空気圧で。

競技走行など特化した走りの方はしっかりとした経験と知識をもったプロショップやライダーに相談し、他の方に迷惑を掛けないよう安全を心掛ける。と言った感じでしょうか。

まだまだ書きたい事はあるのですが、長文に成ったのでこの辺で終わります。

何かご質問等がある方はモトフリークまでご連絡頂けましたら空気圧からサスセッティングまでいろいろと御相談をお受けいたします。
以上よろしくお願いいたします。

 

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