いつもモトフリークブログを
ご覧いただきありがとうございます。

肌寒い日も多く成って来ましたが、
みなさんは元気にバイク乗っていますか?

モトフリークでは毎日タイヤの交換で忙しく
ライダーの皆さまからも色々なご質問を
頂く事が多いです。

その中でも「タイヤの慣らし」に関する質問は
非常に多いように思います。

そこで今回はタイヤのナラシ方について
書いてみようと思います。

Q「表面のワックスを取ればナラシは完了か?」
A いいえ違います。

さすがに凄く古い時代のタイヤは知りませんが、
現代のタイヤで「分厚いワックスが残っていて危険!」
だと思うタイヤに出会った事は一度も無いです。
メーカーさんも製品の安全を考え抜いて
日々品質向上している訳ですから、
当然と言えば当然と言えます。

もちろん地面に接するトレッド表面を
地面との摩擦によりナラシす必要が無い
とは言いません。

しかしそれ以上に大切なのは、
色々なバンク角でトレッド面を地面に接地させ、
適度な加速減速でタイヤを揉む事で発熱させる。

するとタイヤがホイールに馴染み
所定の大きさに膨らんだり
プロファイルが変形します。

これを広義には「バルーニング」と言いまして、
この状態に成ってやっとタイヤのクッション性能や
グリップ性能などが発揮されるように成ります。
そして正しくバルーニングする事により
空気圧も安定しやすくなります。

ですからトレッド面を紙やすりで研磨したり
パーツクリーナーで拭いただけで
「よしこれでグリップするから安心!」
と、いきなり飛ばして走るのは危険です。

人間だけでは無くタイヤにもマッサージは必要。
大切な愛車だけでは無く、
タイヤにも愛情を注いでナラシをしっかりして下さいね。

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