ベアリング交換状況 11月分
いつもモトフリークブログを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。
2019年の春頃から毎月アップしていると思われるベアリングのブログですが、今月もかなりの交換数になりました。
交換したベアリングはこんな感じ
11月は雨の影響で、春秋のハイシーズンに比べれば、ご来店のバイクが少ないにもかかわらず、、、
63個交換しました。
一部旧型ハーレーの特殊サイズや、ニードルベアリングでその場でご対応出来なかったバイクが3台ほどと、ベアリングお持ち帰りの方もいらしたため、実際には70前半個くらいかな?という印象です。
あまりにも危険なバイクが多くて怖い
前回10月度分のベアリングブログにも書きましたけど、、、
そのまま交換しないとこうなります!
ベアリングが破損して中の玉っころが隙間にハマってタイヤロック!
↓こうなります(左右ベアリング間のディスタンスカラー)
↑当然ホイールのハブ内部にはこのパイプ(ディスタンスカラー)と同じキズが入っています。間違いなく強度や精度も落ちているでしょう。
ノーマルホイールやスクーターくらいならまだしも、マルケジーニやゲイルスピード、ダイマグ、JPマグタンなど高価な社外品やSS系ビッグバイクだと出費は相当な額になると思われます。
と言うか、フロントでこれが起きるとコケます!
モトフリークは新規のお客様が増加傾向にあるからだとは考えますが、シーズンオフになりつつ有る11月にこれだけベアリング交換が多いのは、相当な危機感を覚えます。
もし一度もチェックされていないなら、、、
ベアリングはだいたい20000~30000kmくらいで異音が出始める方が多いようで、もし30000km以上ノーチェックでしたら、直近のタイヤ交換など、可能な限り早急なチェックをオススメ致します。
と言うか、30000km超えていたら、早期予防交換したほうが良いと思います。ベアリングは調子悪くなりだしてから「完全破壊」に至るまでが短期なので、自覚症状が出たときには手遅れ。という感じになりやすいです。
なお「いきなり交換希望!」という方は、ベアリング2個/1ホイールで6000~7000円くらいで交換可能です。
一部、シャフトドライブの特殊なバイクや、作業が大変はバイクはホイール着脱工賃が上がりますが、もちろん測定や交換も可能ですので、ご希望の方はお問い合わせ下さいませ。
現在モトフリークのベアリング在庫はこんな感じ
常に200~300個は在庫が有りますので、国産のJIS規格や、ドイツ、イタリア製バイクはもちろん、上記マルケジーニやゲイルなど社外ホイールのハブベアリングにもご対応可能です。
ただしニードルベアリングやインチ系列など、専用品っぽいものはお取り寄せでのご対応になることが多いので、予めご了承の上ご予約を頂けますと幸いです。
その他雑学をチェックする方は、モトフリトップページの左サイドバー下の方にある、ブログ「バイク豆知識・レビュー」カテゴリーをご覧頂くのも手かと思います。
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