エアーインパクトレンチ11種類テスト たまには工具の話 その2
前回はPBのピックツールのお話でしたが、、、
PBピックツールの45度ベンド たまには工具の話 motofreak.jp/?p=11234
今回はいつもお世話になっておりますとある凄い方(T様)のご協力によりハードなネジやナットの締結には欠かすことの出来ないツール
「エアーインパクトレンチ」を11種類テストしました。
カタログスペックだけではない、本物のハードパンチャーをランキングし、1位を入手したいと思います。
一番緩めるパワーが強いのは誰だ!!!
↓下の写真は10種類しかありませんが、あとで一種類追加に成ります。
CP(シカゴ・ニューマチック)、ハゼット、ブルーポイント、インガーソルランド、と錚々たる面々。
締めるときはトルクレンチですが、、、
正直ネジやナットを締める時は、清掃潤滑を完了して軸力を意識しつつトルクレンチで締結。という感じで日頃から問題は無いんですよね。
当然バカ締めは厳禁ですし。
でも、固着したナットを外す時には相当パワーを使うので、ヤワな工具では歯が立たない事があります。
もちろんバカ緩めもNGなんですけど、適正範囲内であればパワーはあって損じゃぁ無いっす。
どうやって試したかと言うと、、、
俺が受けてたつ!!!
そう、スナップオンのブレイカーバー(スピナーハンドル)を両手で保持して、その反力で強さを比較します。
あ、写真用の工具サイズ間違ってる!実際は両方とも22mmで試しました。
正直なところ「トルクチェッカー」が有れば良いんですが、今回はあまり準備期間がなかったことも有り、人間チェッカーがお相手いたす所存でございます。
※でも危険だから良い子のみんなはマネしちゃダメです。
まぁこんな工具ヲタクな比較実験は誰もやらないと思いますけど、、、。
タイヤに限らず工具も実際に自分たちで試して、お気に入りだけを使用する。それがモトフリのこだわりです。
で、テスト風景はこんな感じ
ね、11種類あるでしょ。
今回のチェックポイントは外すパワー!
あまり時間が無かったんで、いきなり結論ですがこんな感じですね。
インパクトツールも大排気量単気筒で低回転トルク型とか、小排気量高回転馬力型とか色々ありまして、その結果、タフなやつを選ぶと上の4種類となりました。
左端のオレンジは3/4だけ有り1500N/Mで一番パワフル。んで右3種類は1/2インチで右に行くほど弱い。
弱いとは言え、上位4位ですからね。
最近のミニサイズボディーのアンビル2回打撃/1回転で800N/Mくらいのもと比較すると、多分相当パワフルな奴らです。
特に左のオレンジは一発一発の攻撃力が凄まじく、手首に蹴りを食らっているようなダメージでした。
もはや町のタイヤ屋がやるテストの範疇を超えている様な苦行で有ります。
はっきり言って手首が痛いです
分かってやっているとは言え、かなり脳筋なテスト方法だったんで、さすがに手首が痛いです。
でも実際に色々試してみると、回転数よりトルクが重要なシーンが多くあり、試してみないと分からん事が多いのは、インパクトレンチに限らず、世の常で有ると実感した所存でございます。
そしてT様、お忙しい中でのご協力を心より感謝致します。すごく勉強になりました。
とりあえず今後は左側3種類を継続使用して、後日詳細をブログにてアップしようと思います。
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